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ノイズ・リダクション嫌いは少数派?

皆さんはカセット・デッキのノイズ・リダクションなるものを利用しているでしょうか?
ノイズ・リダクションにはドルビーB、C。ビクターのアンルス、東芝のアドレスと言うようなものがあります。
これらは全く規格が違い互換性がありません。
私は最初はありがたがって使っておりましたが、高性能のMCカートリッジを入手してから使うことをやめました。
ノイズの低減よりも音質の低下がはっきりと分かったからです。
しょせん人工的な音の加工です。
ナチュラルな音にはかないません。
しかし、ドルビーが搭載されないと、まず売れなかったでしょうね。
ビクターや東芝は独自路線でよくやったものです。

良いものが必ずしも成功するとは限らないのはビデオの方式を見ても明らかです。
大衆は画質よりも録画時間を選びましたね。
メタル・テープが出たときにはその性能に驚きました、しかしこれでカセットの時代も終わったと思いました。
生録ならまだしも、LPレコードのダビングにこんなに高価なカセットを使ってよいのだろうかと考えました。
GXC-750Dがメタルに対応していないので録音の主役をベーターHiFiに求めました。(初代機、高かった25万円?)
しかももう子育てでオーディオどころじゃなくなっておりましたので、ほとんどミュージックTVで済ませてしまいました。

先日、修理依頼のお客様にノイズ・リダクションを使っているか聞いてみました。
面白いことに私と同じような理由で使っていないのです。
少数派だと思っておりましたノイズ・リダクション嫌いって結構多いのかもしれませんね。

あと、その時代にはdbxがありましたね。
たまたま通っているディケアのメンバーさんで、大事な物はオーディオ機器という人がいたんです。
その方が、カセットは持っているけどほとんどdbxなので聴く事が出来ないと言うんです。
そしてたまたまA&DのGX-Z9000を修理していてdbxが付いている事に気が付きました。
彼の話を聞かなければこのdbxもたいして気にならなかったと思います。
ノイズ・リダクション無しのカセットばかり持っておりますので、どういうものかなと思ってdbxで再生してみました。
ノイズ・リダクション無しのカセットをドルビーで聴いても、高域がトーンコントロールで絞ったように聴こえるくらいで大きな変化はありません。
しかし、このdbxは全然違います。
全く変な音になってしまうのです。
これではdbxで録音したカセットはdbx無しの機器では全く役に立ちません。
おそらくdbxで録音したカセットテープを沢山持っている人は、dbx無しのGX-Z9100よりもこの9000の方が価値があると思います。

丁度ピンチローラーもアイドラーも全てオリジナルのウレタンゴムで作ったものを採用した第一号機です。
しばらく家で長時間の耐久テストを終えてヤフオク出品を考えてましたが、その人に見せるとやはり欲しいと言いました。
ヤフオクに出品した方が高値が付くと思いますが、その人に譲る事にしました。


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Posted by オーディオ研究所 所長 | - -
オーディオ研究所
所長  佐藤 彰
みなさんこんにちは。
オーディオ研究所 所長の佐藤 彰です。

オーディオ機器の修理やオリジナル部品の開発をしています。
中学の頃からスピーカーを自作したりして、オーディオ人生まっしぐらです。
修理の話、音楽の話、以前に勤めていたオーディオメーカーでの話などいろいろ載せています。
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